nangokuのアップデート方法
nangokuは、5〜10分でアップデートできます。
慣れていない場合でも20分程度でアップデート可能。
子ブログがある場合や、子ブログにnangokuを入れている場合は、もう少しかかります。
アップデートの差分が少ない場合
v1.08からv1.10など、差分が少ない場合はテーマを入れ替えるだけで完了します。
更新ノートで、テーマの差分しかないか、確認できます。
また、コンフィグの変更があっても、カスタムユニットを1つ追加しただけであれば、コンフィグを個別にエクスポートすれば完了です。
※この場合アップデート後に、バージョン数を書き換えましょう。
アップデートの差分が大きい場合や、コンフィグやモジュールIDの更新を含む場合は
下記を参照してください。
1.アップデート可能か確認する
下記3点が可能なら、nangokuをアップデートできます。
- 1.テーマフォルダの上書き
- 2.extension/acmsフォルダの上書き(主にグローバル変数用)
- 3.コンフィグのインポート(コンフィグ/モジュールID/ルール)
「3.コンフィグ」を変更・追加している場合、一端アップデートしたあとで
個別にアップデート差分のみインポートします。
主なコンフィグの確認ポイント
プロパティ設定 |
Google Maps API Keyが、本番用になっていたら上書き注意です。 プロパティ設定 |
---|---|
コンフィグ |
まずは下記3点を確認
▼確認先 編集設定 ユニット設定 コンフィグ一覧 |
モジュールID | モジュールの名前に【N】が付いているかで判別可能です。 nangokuテンプレートで、初期から入っているモジュールIDの名前には、先頭に【N】が入っています。 ナビゲーションモジュールは、サイト毎に違うので【N】付きの名前であっても、上書き禁止です。 モジュールの名前順で確認する ナビゲーションモジュールだけ表示する |
ルール | ルールは分かりやすいので、管理画面「ルール管理」から確認しましょう。 |
2-a.上書きできないモジュールIDをエクスポート
開発中のサイトから、上書きしてはいけないモジュールIDをエクスポートします。
ナビゲーションモジュールなどが対象になります。
ほかにも、開発中のサイトで固有に設定したモジュールIDがあればエクスポートしておきます。
2-b.ルールがあれば記録
追加したルールがあれば、記録しておきます。
ルールごと、上書きされてしまうからです。
ルールが多い場合は、ルール込みでまとめてインポートするのをやめましょう。
3.FTP接続でテーマ、extentionフォルダを置き換え
- テーマ(nangoku@site2018)の上書き
- extention内のファイルを上書き
更新noteを確認して、アップデート範囲がextentionを含まないなら、テーマだけでOKです。
4.コンフィグのインポート
アップデートしたい環境で、コンフィグ(コンフィグ / ルール / モジュール)のインポートを行います。
/admin/config_import/
5.固有のコンフィグを戻す
ナビゲーションモジュールなど、開発中のサイト固有のコンフィグを戻します。
モジュールIDなら、モジュールIDの画面から1つずつインポート可能です。
テーマも。
ルールも戻しましょう。
7.blogでnangoku向けの設定を書き換え
ブログ管理から、フィールドモジュール「LinkBtnSelect」「fieldVersion」のmidを上書きします。
モジュールIDの番号は変わってしまうためです。
/admin/blog_edit/#acms_custom
8.完了
これで完了です。
子ブログがある場合
親ブログがnangokuの場合なら、css「custom_visual.css」だけ別途設置します。
設置場所は、その子ブログで使っているテーマです。
親ブログのテーマ内にあるnancustom_visualoku.cssと同じファイルでOKです。
テーマを分けないと、子ブログのcustom_visual.cssについて、親ブログ内のcssを読みにいってしまいます。
そうすると色やフォントが、親ブログと同じになってしまいます。
同様の理由で、フォームのtxtファイルも使用テーマ内にアップロードします。
include/form/body.txt
などです。
※v1.15まではnangoku.css内にnancustom_visualoku.cssが書かれてあった。